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食肉産業の危機を3Dプリンターが救う? 「Redefine Meat」がプリントする精巧な代替肉

食肉産業の危機を3Dプリンターが救う? 「Redefine Meat」がプリントする精巧な代替肉

礼に始まり礼に終わる。どうも、合氣道初段、SK広報のエリナです、おすおすっ!
豚肉よりも牛肉派、すき焼きよりもステーキ派、生粋のお肉ラバーとは私のことだ。

皆さんはフード3Dプリンターをご存知だろうか。これは3Dプリンターのフード版のことで、要するに「食べ物」を立体出力するプリンターのこと。この技術さえあれば、誰でも自宅で好きな食べ物を料理せずとも出力して食べられる。そんな夢みたいな技術だ。

出展:コロンビア大学
出展:コロンビア大学

出展:コロンビア大学

このフード3Dプリンターの開発は各所で進められており、中でも現在、米国コロンビア大学が3Dプリントと調理を同時に行えるプリンターの開発を急いでいるらしい。

Impressive 3D food printer cooks food using LASER BEAM

Impressive 3D food printer cooks food using LASER BEAM
An impressive 3D food printer cooks food using a laser beam. The machine designed by Columbia University uses a statically mounted laser with a set of galvo mirrors to cook raw dough and raw chicken.
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これが完成したら、専用のペースト材料さえあれば出力後の調理は一切不要。大学は5~10年以内での完成を目指しているそうで、すでにカウントダウンは始まっている。世界は刻々と変化しているのだな…。

今回はそんな日進月歩の発達を遂げているフード3Dプリンター業界からさらに驚きのニュースが届いたので紹介したい。

なんでも3Dプリンターで「お肉」を作ることが可能になったというのだ。しかも完全なる植物ベース。つまり動物を一切殺すことなく、ステーキ肉が作れてしまうというのだから驚きではないか。

イスラエルのベンチャー「Redefine Meat」

全世界驚愕の代替肉3Dプリンタの開発を進めているのは、イスラエルの食品3Dプリントのベンチャー「Redefine Meat」。すでに出力には成功しており、今回開発促進のために6億円の資金を調達したことによって、いよいよ量産段階に入ろうというところまで来ているらしい。

出展:「Redefine Meat」

CEOのEshchar Ben-Shitriいわく、「私たちの目標は、代替肉製品を大規模に生産するための新しい技術を開発すること」。

すでに複数のフードイベントで高品質の代替肉の3Dプリントを展示してきており、今後1年で更にその技術を引き上げると共に一般普及できるところまで進めたいという。

出展:「Redefine Meat」

自宅でボタン一つで巨大なステーキ肉が作れてしまう…憧れの週7肉三昧の日々が!(妄想)

しかし一体どのように3Dプリンターでお肉を作り出しているのだろうか。

健康にも環境にも優しくて食感も自由自在

「Redefine Meat」のサイトを調べて見ると、そのカラクリが紹介されている。

「Redefine Meat」のサイトを見る

いわく、3Dプリンターは植物ベースの成分を肉の構成によく似た複雑なマトリクスとして積層させることができる。だから動物性物質を含まない植物ベースのお肉でも、動物のリアルな肉と同じ外観や食感や風味を生み出すことができるとのこと。

出展:「Redefine Meat」

なるほど3Dプリンターの積層方式がお肉の構造に適しているということだな。

さらに朗報なのはプリント技術とモデリング次第で、肉の流通業者や小売業者は需要や好みに合わせて肉の特性を設計できるようになる、という話。ということは、あの松○牛や神○牛の旨味も再現出来てしまうということではないだろうか…! これは控えめに言ってやばすぎるのでは。

3Dプリンターでプリントされた肉にはさらにメリットもある。原材料が植物ベースであるためコレステロールや脂肪分が少なく、言ってしまえば「太らない」のだ! もちろん畜産に頼ることもないから環境への負荷もほぼかからない。良いことづくめではないだろうか。

出展:「Redefine Meat」

あと数十年で地球の人口は70億人に達すると言われている。畜産業は環境への負荷が極めて高く、様々な研究者が「このままでは食肉を人間は継続することができない」と警鐘を鳴らしている。

お肉大好きの身としては、是が非でもお肉を食べ続けたい…!だが地球の環境も大切だ。もしかしたら、「Redefine Meat」は世界のお肉ラバーの救世主となるかもしれない。

まとめ

いかがだっただろうか。

もちろん「お肉」に限らず様々な食品が今後、次々に「出力可能」なものになっていくだろう。その暁にはシェフの「こだわり」も一変するだろう。なぜなら未来においてはクッキング=モデリングとなりかねないのだから。「シェフ独自のモデリングで調理したお肉です」というレストランの売り文句が出る日も近いかもしれない…!

ちなみに「Redefine Meat」の出資元はドイツ最大の養鶏会社であるPHWグループが参加するCPTキャピタル。これが何を意味するのか。世界の食肉業者がこの技術に対して「本気」ということに他ならない。

新しい「お肉」をめぐる熾烈な争いはまだ始まったばかり。今後もお肉ラバー、いや、SK本舗の広報としてフード3Dプリンターの動きに注視していきたい。

以上、広報エリナでした!

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